5月30日 東国三社ふたたび&見てね ! ★香取神宮の可哀相な神鹿
2017年 06月 04日うなぎ食べようと、うなぎで釣った(*´▽`*)
30日とはいえまだ五月なのに、まぁ~暑いこと(; ゚ ρ ゚ )
熱いっ と書きたいくらい湿度も高かった(-_-;)
脊柱管の具合が朝から悪かったので一緒に行ってもらって良かった・・・
階段や坂は手を引いてもらい、バ~サンは嫌だ~涙
鹿島神宮と香取神宮と息栖神社
前回の元旦の初詣でと違い、平日だから鹿島神宮・香取神宮とも人が少なく、
まあ、さすがの神宮ですからそれなりに観光バスや車で来た人は多いですけどね。
でも参道に並ぶ店は半分も開いておらず、ちょっぴり寂しかったです。
鹿島神宮ここクリック
うっそうと茂る大木の下を歩くのは快適で
小さな摂社、末社にお参りしながら奥宮まで。
奥宮からうねうね曲がる急坂をかなり下り←帰りを考えて後悔しながら 御手洗池へ
大きな藤棚や茶店もありました。
湧き水すすって涼み、
よく手入れされている庭園の向こうの鳥居跡を見たりして休憩。
大古はこの御手洗池で禊ぎをして本殿に向かったそうですが、
あの急坂も有難い神宮に向かう試練のようなものだったんでしょうか・・・
案の定、へーこら(◎_◎;)して登りました。S坊が居なかったら戻ってこれなかったw
参集殿で
冷水を頂き涼んでいると、
6月4日に、稀勢の里が奉納土俵入りをするからでしょうか
、
モニターで白鳳の奉納土俵入りの模様のVTRが流されていました。
下っ端力士も大挙して来ているんだなと思っていたら、綱を締めるためでした。
土俵入りの姿で来るはずもなく、浅はかなワタシw
ドーンドーンとお腹に響く太鼓の音がするので、併設された祈祷殿の格子の隙間から覗いたら、
うなだれた一人のために神主さんが祝詞を上げていました。
余程のお願いがあったのでしょうね…
祈祷殿の控室には「直刀 金銅黒漆塗平文拵附刀唐櫃」の複製が飾られていました。
その直刀の実物が展示されている「宝物館」も見学しました。
実物は千三百年以上も前のものなのに、美しい・・・束も美しい・・・ずっと宝物庫の奥深く保管されていたからでしょうか。ケースの隅に温度と湿度計が。
手前に複製の剣本体が吊り下げられ、重さを実感して下さいとあるので持ったけど、重いのなんのw
一振りで世界が平和になるというありがたい刀。
タケミカヅチの神様、ぜひ今の世のために振り下ろして頂きたいものです。
香取神宮へ
ここクリック
拝殿で参拝し、後ろの本殿を横から眺めていたとき、S坊が「こんなに黒かったっけ」と。
初詣の時は人だらけで、おちおち見られなかったんでしょう、連れてきて良かったねw
リニューアル間もないので黒々した建物に彫刻の装飾も色鮮やかで真に美しいです。
大祓で茅の輪をくぐりました(^^♪
旧参道から要石や奥宮(伊勢神宮遷宮の際の古材で作られたそうな)へ曲がるのを帰りにしようねと、又見神社へ。
地図でさんざん確認したのに道に迷ったあげく民家のおじさんに聞いて到着。
又見神社は古墳の上にあるので、当然山の上。またぜーぜーw おまけに墳丘の階段の急なこと !
まったく手入れされていないらしく、階段も本殿も脇殿も危うい感じ。削られて露出した脇の石棺の開口部も本殿の柵にもたれかかっていました。
いつまでもつんだろう・・・
本殿の地下にも石棺が埋まっているそうだけど、大事にしてほしいな~。石は筑波から運んできたらしいから、かなりの有力者の墓だったに違いないのに。
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★実は香取神宮に行く目的は、もう一つあったんです。
鹿苑・・・
5年前まで鹿たちは劣悪な状況下にあったそうです。
現在は愛護会によってボランティアの手で運営されているんですって。
・・・・・・神鹿なのに・・・・・・
遠いところの人でも役に立てることはあるそうなので、私も会員になろうかなと思い、まずは現地の様子を見ようと、とりあえず東京から水菜を抱えて来ました。
あいにく、もうすぐ赤ちゃんが生まれる鹿がいるので立ち入り禁止になっていましたので、
ボランティアの女性に水菜を渡してきました。5mほど手前からフェンス越しに、きれいな鹿がこちらを見ていました。
お腹に影響なかったらいいけど…
香取神宮は、奈良の春日大社へ向かう神鹿が立ち寄った際の子孫がいるので、数々の石橙には必ず鹿が彫られています。それなのに武道と神道をメインにして鹿園は廃止したいのでしょうか。
摂社である又見神社のあの惨状といい、ひどいよね・・・・・
【鹿のボランティア大募集! いつでも募集しているそうです!】
香取の鹿愛護会HP➡クリックより
5年ほど前までは辛い環境に置かれていました。
10頭近くいるにもかかわらず、与えられるエサはチリトリ1杯の押し麦。
角は生えっぱなしで、オスがケンカをすると体に刺さったりしたそうです。
このままではいけないとKagiさんという方が2013年に香取の鹿愛護会を結成。
鹿園の地面を整えたり、新しい鹿の家を作ったりと少しずつ環境を整えていったそうです。
活動は、
香取神宮の鹿が健康に生きていけるよう飼養サポート
【香取の鹿愛護会の活動内容】
・餌やり(近隣農家や企業から野菜などを受け取り、鹿に与える)
鹿の食べ物や与えてはいけない物についてはHPをご覧下さい…
・怪我や病気の鹿の観察と保健所への連絡(救護)
・怪我防止のための除角・繁殖制限のための避妊去勢手術の手伝い
・ 鹿たちが暮らす環境の整備をサポート
この他にもできることとして
◆地元の方に香取神宮には鹿がいて、どんな状態で暮らしているか知らせるためにfacebook twitter ブログなどで情報を拡散してください
◆一日でも良いので、鹿たちの見守りをして頂ける方をご紹介ください。
◆鹿たちの食べ物を提供してくださる企業や農家さんをご紹介ください。
◆企業や農家さんから頂いた食べ物を運搬できる方をご紹介ください。
◆香取の鹿愛護会のサポーターになって下さい♪
★完全にボランティアでの運営なので、人の力が必要です。
◆稲刈り前に「刈り取った後のイネを捨てずに頂けないでしょうか?」と依頼し、頂ける先を探してください。
◆秋になれば木の実もとれますので、学校などへ子供達の活動の一つとして協力頂けないか確認して頂けないでしょうか。
子供達の純粋な思いがスタッフの方にも届けられると良いなと思います。
★秋のどんぐり拾い、子どもと一緒に楽しんだあと鹿のエサにしてもらうのも楽しいと思います。
私も子供はいないけれど、秋になったらドングリ集めて送りましょう。
香取神宮へお越しの際は、ぜひ鹿も見てあげてください!
本殿と宝物殿の間を抜けると近道です。
息栖神社➡クリック
こちらも大祓の茅の輪をくぐりました。二度もくぐって悪い物祓えたに違いない♪
フォト、
拝殿には山と積まれたお供えのお神酒(^v^)
社務所ではお供えの受付と御朱印書きで忙しいのか神主さんが二人になっていました^^
ご神体のひとつでもある女甕と男甕をまた見学し、
持ち帰るのも暑い中だしねー💦
今回の三社への奉献の品は、中身は前回と同じような物なのに箱がちょっと大きかったせいか
撤下神饌にはお神酒も。そして神札も豪華だった(*´▽`*)
香取神宮のあの鹿のことを知り、香取神宮だけちょっと奉納したくなくなってしまったのだけどね^^;