脳大動脈狭窄 入院10日間
2017年 10月 20日他にも色々具合の悪いところがあるけど、優先順位の高いものはこれだわと、
とりあえず入院治療することになりました。
普通はカテーテルでステントやバルーンで血管拡張をするのですが、
この医師は点滴療法で広げるとのこと。
身近の病院で偶然この治療法をしている医師が居て良かったです。
入院当日に、入院用の血液検査、尿検査、心電図、MRA 末梢循環血流の多動脈エコー。
荷物持って病室へ。頼んであった大部屋ではなく、トイレ洗面付きの二人部屋でした。
以前入院したときの六人部屋かと思ったのに…大部屋は満床で、大部屋料金とのこと♪
この春からパジャマゃタオル、コップなどをセットにして指定業者からのレンタルになったそうです。
感染症防止からとのことですが、いくら殺菌して清浄でも知らない病人が着たものは嫌だなぁとその旨言いましたが、相手は看護師さんなのであまり困らせるのもと諦め(-_-;)
(せめてもの抵抗で契約書は家に置き、パジャマやタオル等は新品を持参していましたが、レンタルパジャマでは寒かったので重ね着出来て良かったです。この点からも、院内感染予防からの意味はありませんよね。他の患者さんたちもカーディガンやら半纏など羽織っていましたもの)
お見舞いなど形だけの受付でほとんどフリーなのに「感染症予防対策及び院内の清潔保持を推進するために…」意味分かりません。
入院費用とは別で直接業者に支払いをするんですよ。入院して分かったけど交換などは病院スタッフや看護師さんがするの。彼女らの仕事を増やして業者丸儲けだわ。
ただ、私はごく近所だから持参も可能だけれども、遠くから来た方はとても助かるとは思います。肌着や下着、ソックスまでセットの一部にありますから。
さて、入院中のバイタルなど。
◇一日目 11日(水) 午後2:15 体温37.0℃ 血圧134-94 点滴
夕方 体温36.6℃ 血圧118-64
※昼間の外気温 28℃。昨日は30℃ 夜中は寒くてパジャマ重ね着。夜間頻尿になってしまった(;´Д`)
※お隣のベッドは茨城からの多分30代の美しい女性で私と同じ状態。脳梗塞が遺伝でお父さん、お祖父さんは47歳くらいで亡くなっているそうな。取手市の病院ではカテーテルでのステントなどを推奨されたので、知り合いの紹介でこの病院へ来たそうな。
◇二日目 12日(木) 昼頃 体温36.8℃ 血圧聞き忘れ。 点滴
夕方 体温37℃ 血圧 131-87
※昼過ぎ 血圧脈波検査(左右の腕と足首の動脈の血管壁の硬さと、どの程度壁にコレステロールが溜っているかの検査)
※外気温、18℃ なんとっ、10℃も下がっているではないの !!
※S坊、病友のH田さん來る。
◇三日目 13日(金) 朝 体温36.9℃ 血圧 131-87 点滴
夜 体温 聞き忘れ 血圧 145-84
※S坊、義妹べべたん來る。見送って戻っての計測だったので血圧高いのかしらん。
◇四日目 14日(土) 朝 体温36.7℃ 血圧 131-77 点滴+ヘパリン投与
夕方 体温計測なし 血圧118-86
※妹來る。布団二枚に。靴下はく。
※隣のベッドの方 退院。カメの名物やお土産は? おいしいお店は? 高速に乗る北加平や三郷などにはお店は?と尋ねられて戸惑うww
◇五日目 15日(日) 朝 体温、血圧聞き忘れ。 点滴
夜 体温計測なし 血圧 135-85
◇六日目 16日(月) 朝 体温聞き忘れ 血圧130台としか記憶が… 点滴&ヘパリン
夜 体温計測なし 血圧132-79
※隣に新しい患者さんが。田無市からの方。きれいで明るい73歳。
◇七日目 17日(火) 朝 36.6℃ 血圧136-90 点滴&ヘパリン
夜体温計測なし 血圧113-72
※寒くて頭痛がするので部屋の換気扇を切ってもらう。あるの知らなかった。
※入院中は通常の薬を飲まないでいたが、看護師さんに聞いたら飲んでというので飲み始めた。
※入院一週間前から服用し始めたプレタール(血液凝固忌避剤)も含まれるので、医師にも確認したらOKとのこと。
◇八日目 18日(水) 朝 体温36.7℃ 血圧107-79 点滴
夜36.4℃ 血圧 122-79
◇九日目 19日(木) 朝 体温36.8℃ 血圧129-81 点滴 MRI 頸動脈エコー
夜 体温36.3℃ 血圧116-79
※医師説明。内容は↓別記。
※外気温がなんとっ! 12℃だそうな(◎_◎;)
◇十日目 20日(金) 朝 体温聞き忘れ 血圧148-91 退院日なので昂奮したのかw
※雨なので自転車は後日取りに来ることにして、丁度お休みの午後迎えを頼んだ。
※S坊と退院。選挙の期日前投票し、冷蔵庫を空にして入院したためスーパーで買い物。ステーキランチで栄養補給。他の患者さんたちから頼まれたみかん持ち、病院経由で帰宅。
☆点滴中はほとんど寝ていたので、初日に見た薬剤はパルクスというのだけかと思っていたら、隣ベッドの方は数種あると言っていた。ヘパリンも毎回投与していたのだと思う。①冷リプル(末梢血管拡張薬)②カタクロット(脳血栓薬)③ニコリン(脳梗塞薬)④デキサート(ステロイド脳浸透圧亢進)。隣の方は太ももの大動脈にも狭窄があると言っていたから、人によって薬は違うと思うけど、私も多分数種投与されていのだと思う。
☆退院前日の医師説明
●初回と退院前日のMRIを並べ比較。初回のは画面が少し不鮮明だったので調整したところ、一か所ではなく更に二か所がゆるい狭窄であった。治療後はゆるい方はほとんど回復。きつめの一か所もかなり改善。次回のMRIは一年後の予定。
●心拍はやや早いが心配ないだろう(息切れしているせいかな)
●頸大動脈の流れは正常。
●血圧脈波検査結果。左右の腕と足首の動脈の血管壁の硬さは正常範囲であるが同年代の人より数値は少し上回っている。、血管壁のコレステロール付着は正常範囲。
●血液検査では「尿酸値が少し高い。おいしいもの食べ過ぎているのでは?」お酒は飲まない、パンは全粒粉&小麦ふすま、ご飯は雑穀まじり、野菜や海藻たっぷり。白米食べたのはこの入院で久々だというのに、これ以上何したらいいのと愚痴ってしまったw まあ運動不足だろうね(;´∀`)
☆血液検査の結果について「今までかかっている内科の先生とよく相談して」と言われたので、『この六年間で二人、ピンチヒッターで二人。四人もの先生でもう嫌なんです~』と。そしたら「僕が主治医になってもいいですよ」と。
センセ、もう80歳だし通訳必要wだけどお願いしました♪
☆歯科を受診する予定なので、血液凝固忌避剤のプレタールの服用はと聞いたら、「僕の場合は7日前から服用をやめてもらっています」とのこと。7日前に歯科の予約って珍しいよね(^_^;)
病院には私と同じ狭窄や、すでに梗塞になった方も多く入院していました。
先生は脳梗塞関係と今回の治療法についての本を出しているので、全国から患者が頼ってきているようです。
病院側では6階病棟の半分をリニューアルし、この治療が必要な患者のための専用とするそうで27日に引っ越しだそうです。
今の同部屋の方はその出版社の人と友達で新刊本がいつも送られてくるとか。今回も頭が痛くて悩んでいると話したら、是非検査をしなさいと言われて脳と太もも大動脈に狭窄が発見されて入院となったそうです。
私の左手指のしびれは入院二日目に、小指と薬指は解消。残り3本はしぶとい・・・
後頭部の痛みが出る方が多いようですが、加えて耳鳴りがしてという方も。狭窄のサインの出方はまちまちで、奥さんや友人の検査付き添いでついでにとした検査が発覚したという方も居ました。
また、狭窄がある人はその後もなり易いそうで、三回目の方、なんと五回目の方もいました。その方は千葉県?の風光明媚な潮来から高速バスで来ているそうです。(鹿島神宮へ行く途中だわ)
今回話した人では、千葉県、茨城県、神奈川県、東京ではあるけれど遠い田無市や五日市などからでした。
同じ病気で同じ病棟の患者さん達は男女同数くらい。みなさん脳梗塞予備軍ということだけですから元気♪
そして今回つくづく感じたのは、女性の情報収集と情報発信力は素晴らしいということ。
もう全員、血液型なんて分かりません、全て同じタイプw
『A・B・AB・O・おばさん』としたいww
今回入院時の食事は、味はまあ旅館ではないので可もなく不可もない。
でも、野菜はゆで過ぎ煮すぎ。カリウムやビタミンCは破壊されていると思いました。
O157騒ぎがあるから生野菜皆無は仕方ありませんが。
また、海藻やきのこ類がごく少ない。隣ベッドの方は入院3日目で便秘。便秘症ではない私も最終日には、お出ましに少し苦労(;'∀')
もちろんカロリーや食品の栄養バランスはきちんと計算されているわけですが、調理法に問題ありだと思いました。
9時消灯なのでベッドですることもないから、せめてもと古くなったシートパックを持って行きました。
毎晩じっくりパック。美容エキスたっぷりトロトロ♪
多めにあったので隣のベッドの方に分けてあげたら大いに喜んでくれて、
共に美しくなって退院の予定(* ´艸`)クスクス
医師の本